| Written in Japanese. | ホーム > 色々な利用法 > とりあえずコニファー (育て方入門) | コニファー(針葉樹)のサイト |
とにかくコニファー (針葉樹 conifers) を利用してみましょう。 不思議な安心感や懐かしさ、森林浴などの癒し効果を与えてくれるコニファーは、暑がりで人より涼しい環境が好きなど基本的な性質さえ理解していれば、以外に簡単に育てることができるものが多いです。 ここではコニファーの利用法を入門者向きに、最低限の知識をまとめた簡単な説明と、問題の多いコニファーについて述べています。 あくまでも育て方の基本事項だけなので、コニファーとは?を知り、長く大切に育てたいときは少し詳しい「管理の基本」にもごゆっくりどうぞ。
初心者ならば、たとえ、うまく育てられなくても、あきらめないでください。 大切にしたい気持ちがあれば、その経験は、植物を育てるための貴重な知識になり、応援してくれる人もいっぱいいます。 問題が起きてから訪れた方はコニファートラブル1・2も参照ください。
● 育てやすいコニファー ● 植え付けと植え替え ● 普段の管理 ● 剪定と病虫害 ● ゴールドクレスト, ウィルマについて ● ローソンヒノキ (ゴールドスター, コルムナリス, シルバースターなど) について
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| サワラ 'プルモーサオーレア' | ニオイヒバ 'ヨーロッパゴールド' |
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| ビャクシン 'ピラミダリス' | コロラドビャクシン 'ムーングロウ' |
コニファーは馴染み深い針葉樹で、意外に大変に多くの種類がありますが、国内で流通する樹種は限られています。 それでもその中には、育て易いものや難しいもの、日本の環境に合わないものなどあります。
育てやすい種としては スギ、 サワラ、 ニオイヒバ、 ビャクシン類、 イチイ などの日本の環境に合う強健種が上げられ、さらにこれらから様々な色・形をした園芸品種も多数作出されていて、入手が容易なものも多く、これらのポット苗を購入すれば、ほとんど問題なく楽しめるでしょう。 特にニオイヒバは浅根性で環境適応が広く強健で特徴のある多数の園芸品種 ('スマラグド(エメラルド)'、'ヨーロッパゴールド'、'ラインゴールド'などの他多種) もあって、初心者でなくてもオススメできます。
ただし、コニファーは樹木であり、これらの樹種は丈夫で育てやすい分、成長が早目のものも多く、寒冷地以外では強健なレイランディーなども上げられますが、数年で、あっという間に繁茂し管理が大変になってしまうこともあるので、生育や樹高などが千差万別なコニファーを十分な計画をもって植栽してください。
一見、手軽そうなゴールドクレストやローソンヒノキの園芸品種などの鉢植えは何所でも見かけますが、気軽に育てるには処理が不十分な大量生産品が多い上に、病気で枯れやすいなどの、なかなか気難しいところがあるので、初心者の方は避けましょう。 入手し易いものが育て易いとは限らないのが現状のようです。
もし、購入してしっまた方は、このページ下の ● ゴールドクレスト、 ● ローソンヒノキ (ゴールドスター, シルバースター, コルムナリスなど) も参照してください。
参照 → 管理の基本 ● 基本的特徴 ● 購入の注意点 データベース ■ その他分類別 (育てやすいいコニファー) ■ 樹種 (種類) 別 ■ 生育・樹高別 ■ コニファー関連書籍



庭への植え付けでは、後での移植が難しいので、日当たりや風通し、将来、樹木であり大きくなったコニファーによる見通しや日陰、ご近所への影響などを十分に考慮して、植える場所を決めてください。
鉢への植え付けは、生育のために定期的に日当たりと風通しの良い所に置かなければならないことを、予め考慮しておきましょう。
庭植えのコニファーは基本的に植え替えはできません。 鉢植えの場合は根詰まりを起こすので2〜5年に1回、植え替えをします。 方法は、植え付けのときと同じです。
参照 → 管理の基本 ● 植え付けのポイント ● 置き場所の考察 ● 植え替えの方法 ガーデン素材 ▲ 育苗・植え付け ▲ プランター

十分な日照と風通しのある環境で、庭植えのコニファーには日常的な管理は、基本的に必要ありません。 鉢植えは特に水やりに気をつけてください。 夏季の高温多湿には十分注意が必要となるでしょう。
参照 → 管理の基本 ● 置き場所の考察 ● 水やり、追肥のポイント ● 夏越えと暑さ対策 ガーデン素材 ▲ 植物の管理

コニファーは自然な状態でも綺麗な樹形を見せますが、整姿・剪定をすると、ボリューム感が出たり、風通しが良くなる事により病害虫発生の予防になります。 病虫害が多発する場合は、その環境に、植えたコニファーが合っていないと言えます。
参照 → 管理の基本 ● 剪定、消毒の方法 ● 大きくなったコニファーの処遇 データベース ■ 主要病虫害 ガーデン素材 ▲ 植物の管理 - 追肥消毒


ホームセンターなどの販売店で一番見かけるコニファーであり、一年草としての地位を固めそうな勢い?のモントレーイトスギの 'ゴールドクレスト' とその変種 'ウィルマ' ですが (※ 以下、文中の'ゴールドクレスト'には'ウィルマ'も含めています。) 、 色・形が良いので、未だに流通量が最も多いこともあり、問題も一番多く出ます。 特に、梅雨期頃から枯れ始めることが多いので、なぜ枯れてしまうのかと言う情報を求める方が増え、当サイトへのご相談も多いです。
ネット上での情報も多いので枯れ始めてから、あわてて調べてみて解ることが多いのですが、色々な失敗談とともに'ゴールドクレスト'の栽培は難しいという結果を得られると思います。
単純に結論から言いますと、その性質や生産・流通方法などにより国内での'ゴールドクレスト'の栽培には問題が多すぎます。 そして、それを生産、流通、販売する方にも、見た目だけで購入する方にも、それを不十分な情報で紹介する小さな○ポ○ニ○イ等のサイトにも、もっと重い問題がありますが、 初心者がこの難しい樹種からコニファーに関わることが多いのが最大の問題になってます。
問題があると言っているだけでは何の解決にもなりませんし、すでに購入してしまった人や'ゴールドクレスト'しか入手できない人、どうしても挑戦したい人もいると思うので、解決法を探ってみましょう。
購入段階で良い状態のものを選ぶ基準として、葉の形態を見る方法があります。 モントレーイトスギは針葉と鱗葉が混在する樹種で、針葉が多いものより鱗葉が多いものの方が、環境適応の幅が広いのですが、 新梢時は鱗葉状のため、最も流通量が多い高温多湿の環境で急速に生育させた株は、環境適応が低いのに鱗葉が多いことがよくあります。
一番判り易いのは、株を包むように手で触ってみて、ゴワゴワした硬い感じや、針葉がチクチクする硬い葉を持つものは環境の適応が高く、 フワフワとした感触を持つものは環境の適応が低い株と判断できます。
適応が低いと思われる株を購入した場合は、1ヶ月は半日陰で養成し、葉水を与えるなど葉の乾燥に注意しましょう。 枯らさないための環境としては、日当たり、風通しが良く、高温多湿にならないところに置くことですが国内の温暖地域では避け難いと言え、強風での倒伏にも配慮しなければなりません。
行える対策として、周りに風通しを悪くするものや植物を置かない、梅雨期の雨や夏の強い日差しを避けられる広葉樹の下などの半日陰に置く、 定期的に殺菌剤を散布する、鉢植えなら盛夏時に室内のエアコンが効く日当たりのよい場所に置くなどの対策を行いますが、庭植えの移植は不可能と思ってください。
寒冷地では、外での越冬は困難なので、鉢植えとして冬季は室内の日当たりの良い涼しい場所に取り込めば問題ありませんが、それ以外の時期を外の環境で十分生育させないと、 冬季の室内の乾燥に弱い株になってしまいます。
以上のように'ゴールドクレスト'の栽培は意外に面倒で、手を掛けたからといって、いつまでも枯れないわけではありませんので、予め知っておいてください。
参照 → クリスマスツリー 冬の室内のコニファー管理 データベース ■ ウィルマ Wilma ■ ゴールドクレスト Goldcrest ■ モントレーイトスギ ■ 主要病虫害
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| エルウッズゴールド (ゴールドスター) | コルムナリス |
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| コルムナリスグラウカ | エルウッディ (シルバースター) |
'ゴールドクレスト'に次いで鉢植えのものをよく見かけるローソンヒノキですが、'ゴールドクレスト'以上に高温多湿に弱いと評価でき、 無情ですが手を掛けてやればやるほど、突然枯れてしまうということも多く起こります。
どうしてこの様に、国内で栽培の難しいものが多く出回るのかと疑問に思いますが、様々な美しい樹種が多いことと、繁殖が容易でローコストで大量生産できるためや、 流通、販売、消費の各部門での知識不足、多くの現代日本人の生物を物として扱える能力のおかげではないかと想像できます。
'ゴールドクレスト'の場合は高温に弱いわけでなく、高温多湿に弱いのですが、ローソンヒノキは単なる高温にもやや弱く、寒さに対しては、やや強いのですが、高温時に 樹脂胴枯れ病 に罹り易いです。
栽培環境としては、高温多湿を避けるのは当然ですが、土壌の表面が3日以上乾かない状態が多い場合や、真夏日のような高温の日が1週間以上続くと、著しく衰弱し、枯死する確率が高いようです。
寒冷地では、積雪の上に出た頂部が寒さに曝されるために、枯れてしまい、樹高が高くならず、横方向へ広がった樹形になることが多いようです。 また、特に寒さが厳しい冬を越したり、雪解け後に急に気温が上昇したりすると、突然枯れてしまうといった事があります。
ローソンヒノキは枯れやすいですが、挿し木での発根が早く、比較的容易に増やすことができます。 バックアップも兼ねて 挿し木 してみたり、それを室内に飾ってみてもよいでしょう。
これらのコニファーを購入してはいけないのではなく、国内ではちょっと気難しい性質を理解した上で利用できれば楽しいものであり、新たな栽培法の発見に挑戦するのも楽しみ方のひとつです。
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おおかわ
[ 2007/09/19 Wednesday 18:31 ]
はじめまして!以前も枯らしたゴールドクレストを「そんなことないはずだけどなぁ、簡単だよ」と勧められ、今度こそは!と購入した背丈ほどの3本がまたまた全て枯れてしまい自信をなくして居た所でした。「入手がしやすいもの=育てやすいわけではない」という図式もよ〜く頭の中に入れておきます。とっても役立ちました。これからこのページを参考にあらたなコニファーを探します。ありがとうございました。
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