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コニファーは樹木なので大きくなります。 しかし、本来多くの原種が20m以上の高さになることを考えると、ほとんどの品種の最終樹高がが10m以内であるのは、十分矮化(小さく)されているということになるでしょう。 10mほどのコニファーは庭木としてはかなり大きいですが、樹木としてみると、とても小さい木と言えます。
後で露地植えのコニファーを移植すれば解決との思いは、プロでも難しい活着したコニファーの移植作業を行おうとする安易な考えなので、ここでは鉢植えのコニファーについて中心に説明しています。 大きくなり過ぎる前だと、鉢植えのままのコニファーを露地に埋めたり、 大きな危険を冒して根を切ったり、土壌を過湿気味にして育てるなどのスリリングな生育の抑制方法もあります。
せっかくコニファーのよさに気が付き、その世界に足を踏み入れたのに、もし、露地に植えて大きくなり過ぎて困っているのなら、成長する生きた樹木である事を忘れ、計画性を持って将来を見据えることができず、 物の様にそこに植えた自分自身または業者、知人、他人を恨むか、長期展望が不十分なことを知る、よい反省の機会として今後の役に立つでしょう・・・生命への畏怖の念や知識を失った現代の日本では、よくあることでもあるので次は考えてから。
ただし、自然樹形を楽しむコニファーですが、こまめに整姿・剪定して管理すると、庭植えの場合でも一定の樹形と大きさに維持することもできるので、 覚悟と愛情があれば、管理作業自体がコニファーの楽しみ方のひとつとなるので、季節の刈り込み作業をガーデニングの一部として、香り漂う刈り取った枝の利用も考えながら楽しみましょう。
高価となることが多いですが、大きくならない品種も色々あるので、 予め調べてから入手すれば、後々の心配なく、管理も楽になる場合が多いです。 以下は鉢植えのコニファーについて中心の方法ですが、庭植えでも十分参考になるでしょう。
→ 置き場所の考察 , 剪定、消毒の方法 データベース ■ 生育・樹高別
鉢植えのコニファーを普通に植えていれば、時が経てば大きくなっていきますが、植え替えの際に鉢のサイズをほとんど大きくしなければ、いくらか抑制もできます。 初めから人の背丈程度までしか 大きくならない矮性 (ドワーフ) 種 などを育てていれば良いのですが、これらは高価だったり耐陰性に乏しいものが多くなります。 大きくなったコニファーは庭に植え換える。これが一番好いのですが、庭にスペースが無かったり、そもそも庭など無い人も多いでしょう。


最も有効な方法と思われるのは、刈り込んでトピアリーとして楽しむことでしょう。 本来自然樹形が美しいコニファーですが、ヒノキ科のコニファーを中心に刈り込みに耐えるものが多く、刈り込むことにより緻密でボリューム感が出ます。 ただし、緻密さが増すと同時に、内部が蒸れやすくなるので、風通しにも配慮し高温多湿に備えます。
色々な形に仕立てる中でも、たとえば、本来、円錐形の樹形であるものを、新ためてトピアリーとして円錐形に仕立てると、趣が違って良いものですが、 どのような形でも、一度に強く刈り込むと樹勢を衰えさせるので、数回に分けて作り上げます。
主幹の頂部を切り落とす (芯を止める) と、上に大きくなり難くなりますが、上に伸びない分、横へ伸びるので、切る位置の十分な検討と、整姿剪定による樹形の維持が必要になります。 マツ科のコニファーでは整姿するのが技術的に難しくなりますが、盆栽などで行われる手法が参考になります。
また、ヒノキ科のコニファーであれば挿し木で増やすことが可能な場合が多いので、世代交代をさせる方法があります。 もとのコニファーは切ってしまってドライフラワーにするのもよいかもしれませんが、コニファーの怨念で葉がパラパラ落ちてきて大変周りを汚しますので気を付けてください。
各地域でも庭木のリサイクルが行われるようになってきましたので、それぞれ、お住まいの地域で問い合わせて見ると良いですが、庭木のリサイクルを行っている地域は、少ないのが現状です。
ただし、必要がなくなったコニファーを無断で山に植えるなどの自己満足による行為は絶対行わないでください。
このサイトでもコニファーの引取りや、交換の場を作ってみたいとも思いましたが、今のところ十分管理できる可能性が低いので保留しています。 良いアイデアなどありましたら メールを下さい。 もし、どうしても、高価で、希少な品種で、状態の良いコニファーを引取って欲しい方がいましたら、 連絡を下さい、送料をそちら持ちで引取ることがあるかもしれません。
他にコニファーの行き場所で最も有効な方法として、知人にプレゼント (引越しや新築時、クリスマス近くが好い) として無理やり押し付けるという方法もありますが、これは・・・
コニファーは樹木なので大きくなるのは当然で、性質や将来の樹形のことを何も考えずに、気分で植えたりすると、後で痛い目に合わせてくれます。
多くのコニファーは移植が難しく、大きくなる樹種もあるので、将来の大きさを考慮に入れて植栽の計画を練らなければなりません。 最初から見栄えだけが良いように植栽すると、管理が大変になるだけでなく、空間の大きな障害になってしまいます。
庭木が家の高さより大きくなると良くないなどと、いつの頃から言われるようになったのか、一般の家屋が平屋の多い昔は、樹木が家の高さを超えるのは当たり前だったと想像できますが、 実際には大きくなることで、日当たりや枝葉、根などによる家屋や近所への悪影響など心配されます。
コニファーの植栽は自分だけの満足だけでなく、外へ向けて近隣の方々も楽しめるように、長い時間も考えた計画をしましょう。
刈り込まれるなど一定の形に仕立てられた造形を持つ植物をトピアリー (topiary) と呼び、円錐や円筒などの単純な形から動物などの複雑な形に仕立てられたり、国内では多く見られる玉作りや段作りなどの仕立て、盆栽、更には刈り込まれた生垣も含みます。
目隠しやロックガーデン以外に、コニファーの代表的利用方法としてトピアリーは知られますが、樹木として大きくなるコニファーの成長抑制としても利用価値は高いので、検討して見るのもよいでしょう。
最初は直線的なラインを持つ簡単な形から始めて慣れることがすすめられ、日本では玉作りや段作りなどとしてよく知られた技法でもあり、本やインターネット上にも多くの情報があります。
→ 剪定、消毒の方法
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butler2
[ 2006/05/07 Sunday 02:00 ]
このHPはコニファー栽培方法について内容が濃くてわかりやすく、大いに参考にさせてもらっています。小生、コニファーを鉢植えで大きくしないで育てたいのですが、その参考図書をいくつかご教授いただけると助かります。
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