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コニファーに限らず植物の鉢栽培で、水管理は一番大切で、難しいようで単純、簡単なようで奥が深いので、よく熟知し、経験する必要がありますので、ここではほとんど鉢栽培について解説しています。
国内で多くの地域の降水量と地下水位の条件は、コニファーに多過ぎるくらい十分にあるので、露地での栽培では水やりの心配はほとんど無く、干ばつにならない限りやる必要はなく、逆に、水はけなど土の過湿に注意する必要があります。
→ データベース ■ その他分類別 (湿地に強いコニファー)

鉢植えの場合、コニファーは水やりの難しい植物ではないのですが、生育にも大きく影響を及ぼすので、十分に注意して行なわなければなりません。 基本は多くの草花などと同じように、鉢土の表面が乾いたら与えることです。
水やりのタイミングは、コニファーや鉢の大きさ、鉢の種類、寄せ植えでの植栽密度、置き場所の環境、天気によって変わり、季節によっても変化します。 夏は強い日差しで乾燥が早くなりますが、日中の高温時の水やりは避け、冬には水やり間隔が長くなるので、水のやり忘れに注意します。
常に鉢土の乾燥具合をチェックし、水やりのタイミングを覚えれば、コニファーに限らず多くの植物の栽培に役に立ちます。 たまに鉢を持って重さにより乾燥具合の感覚を知るのも、大変役に立ちます。
鉢土の表面が十分乾かないうちに水を与えていると、コニファーの枝が間延びしたりして樹形を乱すだけでなく、根腐れなどにより枯死する確立も高くなります。 土を適度に乾燥させることで、水分を求めて新根が成長し、地上部も丈夫で、締まった樹形にすることができますが、乾燥に強くは無いことに注意します。
大きなコニファーの鉢植えの場合は、鉢も大きく、土の状態も安定するので、水やりの回数も少なくなりますが、小さなコニファーの場合は鉢が小さいので乾きが早く、環境の影響を大きく受けるで、こまめに水やりをすることになります。 また、鉢に対してコニファーが大き過ぎる場合も土の乾燥が早いので、注意して水やりをします。
植えつけられている鉢の種類によっても乾燥の早さが違い、素焼き鉢は、空気を通すので、植物の生育には大変よいのですが、土壌の乾燥も早くなります。 プラスッチクの鉢は、空気の通りが悪く、温度環境の影響を受けやすいのですが、乾燥し難く、釉薬が塗られた陶製の鉢も水持ちが良いです。 小さな鉢や風当たりの強いところでは、プラスチックなどの樹脂製の鉢を用いるのもよいでしょう。 また、木製の鉢は素焼き鉢に近い性質です。
寄せ植えの場合、鉢が大きくなるので、比較的土中の水分量が安定します。 過湿を好む植物を一所にするのを避けるのはもちろんですが、植栽密度が高かったり、水分を引き上げる力の強い植物と一緒の場合は、天気により急に乾くことがあるので、水やりに気をつけます。

屋外の場合、日当たりや風当たり、気温などで、土壌の乾燥は、かなり違います。 室内は室外と比べて乾燥し難いですが、日当たりや気温、季節によって土壌の乾燥具合が異なり、日当たりが良い所では植物の活動も活発になり、水分の引き上げが多く、土壌の乾燥が早く進みます。
天候による土壌水分量への影響は大きく、日々変わりますので土の乾き具合を知るのを難しくします。 環境が安定しているように感じる室内でも影響を受けているので、常に土壌の乾燥具合をチェックしてください。
季節によっても水やりの回数は変わります。夏は湿度が高いのですが気温が高く、冬は乾燥しているが気温が低く、コニファーの置かれた場所によって土壌の乾燥具合は変わります。 特に冬季の水やりには気をつけてください。 一般の植物では水やりを控えますが、コニファーはかなりの低温でも活動しており、土の表面が乾いたら水をやるのは変わりませんので、乾燥のさせ過ぎには注意します。
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コニファーは草花ほどではないですが、意外に肥料を要求します。 肥料分が不足すると、葉色が悪くなったり、枝の枯れ込みが起こったりする種類もあります。
肥料は有機肥料の方がコニファーの栽培には適しています。 有機肥料は即効性はありませんが、長期間少しずつゆっくりと効果があるので、草花のように急激に成長しないコニファーには適しています。
露地での栽培では、油粕などの有機肥料を晩秋から冬に少量を追肥します (寒肥:かんごえ)。 積雪地域は雪解けで肥料分が流亡するので、春、雪解け後、土が乾きしだい与えます。 基本的には年1回の追肥で十分ですが、 サワラ の一部や コロラドビャクシン などは、肥料分が不足すると、内部が枯れ込んだり、葉の発色が悪くなる傾向があるので、梅雨後、1〜2回少量を追肥します。
肥料を好むコニファーでも、樹種により生育の特性があるので、現在の大きさや生育の早い・遅いを考慮して加減しながら肥料を与えます。
鉢植えの場合、肥料を与えすぎると枝葉が過繁茂して樹形を乱しますが、不十分でも枝葉が間延びして大きくなり過ぎたり、樹形を乱します。 必要な肥料分だけを十分に与えることで、枝葉がしっかりした株に育てることができます。
化学肥料の場合は春と梅雨が終わったころに少量与えます。 早く大きくしたい場合は、一度の肥料を増やすのではなく、夏までに少量の肥料を3〜4回与えてください。 液肥は他の植物に比べて与え方が難しいので、十分にその利用法を理解するまで使用を避けた方が安全です。
鉢植えでは、雨や水やりによって肥料分が流亡し易いので、2・3ヶ月に一度、春から夏に少量の有機肥料か緩効性化学肥料を3〜4回与えます。 大きくしたくない場合は、春、新梢伸び始めてから与え始め、路地での栽培でも同様の与え方をします。
→ ガーデン素材 ▲ 土と肥料 (肥料) ▲ 植物の管理 (追肥・消毒) ▲ 土・肥料など
「何日に一回水やりをすればいいの?」と思う方は多いと思います。 しかし、何日に一回水やりを行えば好いという事は存在しないと思ってください。 それは、コニファーに限らずほかの植物にも共通したことで、植物管理の基本である水やりを、 「何日に一回水やりを行う」という考えのままでは、いつまで立っても植物をうまく育てることはできないでしょう。
土の水分状態は室内といえども季節や気候、天候、植物の生育状態で常に変化しています。 基本は、土の表面が乾いたら与えることです。 これさえ実践していればほとんどの植物の水やりに関しては心配ないでしょう。 ただ、土や植物にも余裕がありますので1日ぐらい水やりが遅れても問題は余りありません。
ちなみに私の自宅の植物の水やりは週に1回です。2鉢枯れました・・・。
水やりの基本は、「表面の土が乾いたら与える」と何度も述べていますが、これはほとんどの植物共通の一番失敗がないやり方です。 実はコニファーにはもっと好い水の与え方があります。
第一のポイントは、土壌の表面が湿った状態は3日以内にすることで、梅雨期の過湿状態の時期には、土が乾く環境に置く事と、与える水の量で調節します。
第二のポイントは、水やりから土の表面が乾くまでの日数分、さらに経過してから水を与えることです。 つまり、水やりしてから、土の表面が乾くのに2日掛かったとすると、次の水やりは更に2日たった4日後に与えることになります。
しかし、この方法は状況により加減しなければなりません。 たとえば、土の表面が乾くのに3日掛かったけど、その間は天気が悪く、更にそれからの3日間は天気、風通しが好かった場合、 コニファーは過乾燥で弱ってしまうか、最悪の場合は枯死してしまう場合(滅多にありません)もあります。 ちょっと怖いなと思ったら、1日だけ、水やりを控えるやり方もあり、効果も十分あります。
難しい面もありますが、植物管理の基本は水やりとも言われます。 水のやり過ぎを抑えることは、根の代謝と成長を促進し、過剰な繁茂や土壌養分の不要な流亡を防ぐことになるので、慣れたら挑戦してみてください。
また、さらには、以上の根の成長を促進する効果を逆に利用して、過湿にすることで根の成長を抑え、コニファーの生育を抑止する方法もありますが、危険で難しすぎるので・・・。
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