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コニファー 栽培の目安 図表解説

温暖地域と寒冷地域

温暖地域は関東以西 (以南) の平野部に相当します。 寒冷地域は北海道、東北、高冷地に相当します。 また、日本海側では平野部でも、冬季に大陸からの寒気の影響を受けて、寒冷地に近い条件になる所もあり、 高度などの地形により気象条件が変わりますので、考慮の上、植栽する地域に合わせて参考にしてください。

● 栽培暦

栽培暦は主だった、 植え付け(植替え)施肥消毒整姿・剪定 の作業を安心して行える時期を示しますが、地域、気象条件により差異があるので、目安としてご利用ください。また、必ずこの時期に行わなければならないわけではありません。 整姿・剪定は、できるだけ自然樹形を楽しむことを前提にしてるので、技術的な問題などを含めて、手を入れる必要がない樹種については「特に必要ありません。」としています。 室内での管理も含めた図表は「コニファーの年間作業暦」をご参照ください。

- 例 -

温暖地域 植え付け(植替え)
施肥、消毒
整姿・剪定
10 11 12
寒冷地域 植え付け(植替え)
施肥、消毒
整姿・剪定 特に必要ありません。

上図の場合

植え付け(植替え) : 温暖地域 - 春の植え付けの適期は3月から4月上旬で、4月中旬から7月上旬までは適期ではありませんが可能となる時期で、ポット苗では心配が少ないです。 秋の植え付け適期は9月下旬から10月で、11月から12月上旬まで可能時期です。 寒冷地域 - 4月から7月上旬までが適期で、7月中・下旬が可能時期です。

施肥消毒 : 温暖地域 - 施肥は3月が適期ですが、暖かい地域や臭いを気にする場合は半月ほど早く施肥し、大きくしたくない場合は遅く施肥し、秋以降は11月後半から12月前半になり、春秋いずれか1度、または、肥料を好むものは2度行います。 消毒は入梅前と盛夏期に行い、冬季に石灰硫黄合剤で1度消毒します。 寒冷地域 - 施肥は雪融け後の4月と秋9月のいずれか1度、または、肥料を好むものは2度行います。 消毒は特に必要がない場合は時期を示さず、気になる場合は涼しくなった11月以降に石灰硫黄合剤を1度散布します。

整姿・剪定 : 温暖地域 - 新梢が伸び始める前の3月、新梢が固まった時期の6月から7月、秋以降の活動が落ち着いている10月後半から12月前半が適期となります。 寒冷地域 - 特定の樹形に仕立てる場合以外に必要がない場合には「特に必要がありません」と記されます。

※ 上記は例として代表的な作業を現し、特定の樹種ではなく、複数の樹種を組み合わせたものを上げています。

● 温暖地栽培、寒冷地栽培

温暖地域と寒冷地域の栽培難易度の目安を6段階で示します。右側の「」は、 易しい:★★★★★、 やや易しい:★★★★、 普通:★★★、 やや難しい:★★、 難しい:、 不可:なし となっています。

- 例 -

温暖地栽培:普通 ★★★
寒冷地栽培:やや易しい ★★★★

● 生育、最終樹高

生育は成木時におけるコニファーの成長の早さを示し、サイト内標準データベースの表の記号、数値に対応しています。 旺盛:◎ 年間30㎝以上伸びる、普通:○ 年間20~30㎝伸びる、やや遅い:△ 年間10~20㎝伸びる、遅い:× 年間数cmしか伸びない、になっています (特性を現し、良し悪しを現すものではありません)
最終樹高は国内で予想されるコニファーの到達する高さの目安で、気象や栽培条件で変化し、数十年以上の期間を要します。 生育と最終樹高をまとめた表の「生育・樹高別」をご参照ください。

- 例 -

生育:旺盛   最終樹高:30m

● 病害、虫害

病害は耐病害性を示し、病気に対しての強さ、虫害は耐虫害性を示し、害虫に対しての強さで、サイト内標準データベースの表の記号に対応しています。 病害は、強い:◎ 病気に強い強健種、やや強い:○ ほとんど気にする必要がない、やや弱い:△ 通風や消毒を必要となる、弱い:× 消毒が必ず必要になる、になっています。 虫害は、強い:◎ 害虫が発生しない強健種、やや強い:○ ほとんど気にする必要がない、やや弱い:△ 害虫防除が必要となる、弱い:× 害虫防除が必ず必要になる、になっています。 病虫害をまとめた表の「主要病虫害」をご参照ください。

- 例 -

病害:やや弱い   虫害:やや強い

● 日照適応

日照適応はコニファーの耐陰性を4段階で範囲を示し、サイト内標準データベースの表の記号に対応しています。:1月程なら室内で生育可能、:明るい場所であれば生育、:数時間の日照が必要 (半日陰以上)、 × :半日以上の日照が必要 (日当たりが良い)、になっています。耐陰性のあるコニファーをまとめた表、その他分類別の「日陰に強い (耐陰性のある) コニファー」を参照ください。

- 例 -

日照適応:日照

上図の場合

半日以上の日照が必要 (日当たりが良い) から数時間の日照が必要 (半日陰以上) が適応範囲になります。

● 温度適応

温度適応はコニファーの耐寒性と耐暑性を示し、左に耐寒性と右に耐暑性を組み合わせることにより生育温度の適応範囲を現し、サイト内標準データベースの表の記号、数値に対応しています。 耐寒性は USDA Zone で8段階に現し、 Z1 :-45C 以下、 Z2 :-45 ~ -40 C、 Z3 :-40 ~ -34 C、 Z4 :-34 ~ -29 C、 Z5 :-29 ~ -23 C、 Z6 :-23 ~ -17 C、 Z7 :-17 ~ -12 C、 Z8 :-12 ~ -7 C、になっています。 耐暑性は安心して栽培できる地域4段階で、 × :北海道以北や高冷地で栽培、:北関東以北や冷涼地で栽培可能、
:関東でも栽培可能、:関東より暑い地域でも栽培可能、になっています。耐寒性と耐暑性をまとめた表の「耐寒・耐暑性別」をご参照ください。
※ 冬囲いや強い日差しを避けるなどの管理で適応地域は広がります。

- 例1 -

温度適応:耐寒性耐暑性

上図の場合

耐寒性は USDA Zone 5 (-29 ~ -23 C) 、耐暑性は関東でも栽培可能となり、この温度範囲での栽培が可能です。

- 例2 -

温度適応:耐寒性耐暑性

上図の場合

耐寒性は USDA Zone 3 (-40 ~ -34 C) 、耐暑性は北関東以北や冷涼地で栽培可能となり、この温度範囲での栽培が可能です。

● 土壌適応

土壌適応は耐湿地性と耐乾燥地性を示し、左に耐乾燥地性と右に耐湿地性を組み合わせることにより、土壌の乾湿の適応範囲を現し、サイト内標準データベースの表の記号に対応しています。 耐乾燥地性は、:乾燥した土地でも生育、:乾燥気味の土地を好む、:乾燥地にはあまり強くない、 × :乾燥地には適しない、になっています。 耐湿地性は、 × :乾燥地を好み、国内の梅雨のある地域は適さない、:湿潤にはあまり強くない、:多少湿潤な期間があっても生育、:湿潤な土地でも生育、になっています。 耐湿地性のあるコニファーをまとめた表、その他分類別の「湿地に強いコニファー」を参照ください

- 例 -

土壌適応:耐乾燥地性耐湿地性湿

上図の場合

乾燥にはやや強く、湿地にはあまり強くないコニファーを現します。

管理の基本

投稿者 ponnitai

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