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2006年03月07日

学名の読み方のコツ

このサイトの中で密かに存在するブログですが、たまには、見に来る人のために役に立ってお得だと思われる情報なども勢いで載せてみます。

とりあえず、学名の読みの例の表記をスタイルシートと言うのを使って簡単に修正できたと言うか、見辛く出来たので少し余裕が出来ました。元々、このような場合に一度で修正できるように設定していたのをすっかり忘れていて、すごいなと、他人事のように思ってますが、結局、欲が沸いて1ページづつ修正することにしました。

2年前のエントリー「コニファーの名前1」でも触れていますが、学名の読みは面倒で、混乱を招きやすいと言うか、ブログがあまり知られていなかった、この頃から大きな悩みとして投稿していたのかと思うと、色々な考えに耽ってしまうと同時に、今まで肝心なことを書かなかったのを反省しています。

無駄に長い前置きでしたが、本題に入りますと、学名を読めるとカッコイイなどと解説するページなどを見かけますが、学名はカッコ良さのためにある訳でなく、まして、単純に英語読みでいいと解説されると、このサイト管理人は一言言いたくなり、ラテン語読みの方がもっとカッコイイと・・・。

ラテン語読みには慣用と古典の2つがありますが、学名を本来のローマ時代に使われていたとされるラテン語で読むのは、それほど難しいことではなく、基本はローマ字読みをすればよく、ローマ字読みでは行き詰まる部分を英語読みにしたら、以外に簡単に読めてしまいますが、コツとして、いくつか置き換えて読む必要があります。

置き換えて読む文字として、覚えておくのは「c」を「k」に、「j」を「y」に、「v」は「w」に、「x」は「kus」に置き換えて読むことで、「h」や「y」などは読み飛ばすか、「y」の場合はそのままか「i」にしてしまえば殆どそれらしく読むことが出来ます。

例えば、Chamaecyparis は「チャマエシパリス」などとは読まず「カマエキパリス」で、chinensis は「チネシス」ではなく「キネンシス」、Juniperus は 「ジュニパレス」ではなく「ユニペルス」となります。

また、子音が重なる場合は一文字づつ確り読み、例えば communis は「コムニス」ではなく「コムムーニス」、他はローマ字読みでよく、難しいところで Thuja occidentalis は「ツジャ オクシデンタリス」ではなく「ツヤ オッキデンターリス」と読みます。

以上、大雑把に解説し、長音などの面倒な部分など相当省略しましたが、大体はこれだけで十分なはずで、多少間違えがあったとしても書く訳で無く、学名で読むと周りの人は、尊敬のまなざしで見るか、引いてしまうので、殆ど問題なく誤魔化せます。

しかし、属や種小名の学名をカタカナで書くのは避けましょう。おかしな読み方で書いてしまった場合などには、恥ずかしい証拠が残って誤魔化せなくなり、恥の上塗りとなってしまいます。カッコツケたい場合でも、書く場合にはアルファベットで書くのが鉄則と言え、そもそもカタカナの学名など存在しないのですから。

忘れてましたが、園芸品種小名は現在、ラテン語を使わないようになっているはずなので、英語読みで構わず、出来れば育種された国での読み方で読めばよいと思います。と、かなりいい加減な解説なので、その辺はご了承願います。

ついでに、学名の後ろについているのは、命名者や発見者の名前と、命名された西暦などの付属情報ですが、「var.」や「ssp.」として続く場合は、「var.」は変種を表す バラエティー (variety、ラテン語だと「ワリエタス」)、 「ssp. (subsp.)」は亜種を表す サブ・スピーシーズ (sub species) と言うことになります。

読み方はあくまでも読み方であって学名ではありませんので、わざわざカナにして記する必要はありません。一般では和名を用いた方が分りやすくて良く、個人的にオススメしますが、このサイトの管理人にメールなどで連絡する場合は、アルファベットの学名でもかまいません。

このサイトの管理人などは、当然、学名など覚えられはずも無く、[Cupressus macrocarpa] などとか、学名だけで見かけたときに、よく見た気がするけど何だったかな?・・・コニファーであることは分るんだけど・・・そうだ、'ゴールドクレスト'があるモントレーイトスギだ、となる訳です。

くれぐれも、公の場で使用する場合は、適当な読みのカタカタ名を氾濫させないように、責任を持ちましょう。

投稿者 ponnitai : 2006年03月07日 19:57  ソーシャル・ブックマークに追加

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