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コニファーを利用した寄せ植えでは、縦への三次元的空間の広がりを創り、主役でも脇役でもデザインに於いて重要な位置を占めます。 アレンジなどについては、ネットや書籍などで情報が得られやすいので、ここではコニファーから見た寄せ植えの基本的なポイントを中心に説明しています。
寄せ植えに利用するコニファーは、できれば、高価であっても、大きくならないドワーフ種を利用した方が好いでしょう。 ドワーフ種なら、寄せ植えとして何十年も長く付き合える種類もあります。
→ コニファーガーデン ● ドワーフガーデン データベース ■ 生育樹高別

寄せ植えに使う土は普通の寄せ植えに使う培養土で十分ですが、保水力よりも通・排水力に重点を置いて選びます。 自分で作る場合は赤玉土と腐葉土を半々に混ぜたものでほとんどの植物を育てられます。
草花などのために堆肥や有機肥料を少量追加してもいいですが、粒子の細かい黒土やピートモスなどは水管理を難しくするので、扱い慣れていない場合は避けた方が無難でしょう。
→ 管理の基本 ● 植え付けのポイント ガーデン素材 ▲ 土・肥料など
寄せ植えは単株の鉢植えに比べて鉢が大きく土の量が多いので土壌の状態が安定し、背の高いコニファーでも風による倒伏の心配が少なくなります。 また、コニファーは生育条件でも多くの草花と相性がよく、色々な植栽を楽しめます。 しかし、鉢が重く、移動す時の労力が大変になる事には留意しておきましょう。

過湿を好む植物や背丈が高くなり過ぎる植物との混植は避ける
過湿を好む植物と一緒に植えることは、根腐れや病害の発生が起きやすくなるんので難しく、 草丈の高くなる植物を寄せ植えすると、コニファーが日照を奪われて負けることもあり、見栄えも悪いので避けましょう。
・花期の短い花などは鉢ごと取り替えられようにするとよい
・コニファーを鉢のまま植え込むと移植が可能で大きくなりすぎない
・花期の長い花などベースになる植物はそのまま植える
コニファーは移植が難しいものが多いので、大きくなると植え替えるのも困難です。 さらに、寄せ植えの場合、鉢が大きいので鉢の大きさに合わせてコニファーが必要以上に早く大きくなってしまうこともあります。
これらの問題を解決する方法の一つとして、コニファーを鉢のまま寄せ植えの中に埋め込む方法があり、 この場合、風による倒伏の心配も少なく、移植も容易で、大きくなり過ぎる心配が少なくなります。 さらに、利用する鉢を素焼き鉢などの透湿性のものであれば土の水分も安定します。

中心か1/3のところに背の高いコニファーを持ってくるとバランスを取りやすい
基本的なアレンジでは一番背の高いコニファーを真ん中か、左右どちらからか1:2になる位置に決め、周りに次に高いコニファーから順次配置していくとバランスがとりやすいです。
→ ガーデン素材 ▲ プランター
花が無くなる冬季でも、コニファーのカラーバリエーションで彩を添えることもでき、季節により色を変化する種類もあります。クリスマスや正月飾り用の寄せ植えとしても、コニファーは欠かせない素材として、最近、良く利用されるようになっています。
コニファーだけの寄せ植えの場合は日当たりや風通しを考慮しておけば密植が可能ですが、植え替えは難しくなり、草花などと寄せ植えする場合は、成長の早い草花のスペースを大きめに取って植栽してください。 最初から完成状態で作ってしまうと、植物の成長するスペースがなくなり、日照が不十分になったり蒸れたりして、植物の生育に悪影響を及ぼします。
追肥はコニファーの場合あまり必要としませんが、草花などでは花を付けている間に必要となるので、コニファーの株元から離れた位置に有機や緩効性の肥料を与えます。 植え替えは、できるだけ根鉢を大きく取り、根を傷めないように植え替えますが、基本的にコニファーの植え替えは難しく、コニファー同士の根が絡まるような状態では、 植え替えがうまく行かない可能性が高いことを予め考慮に入れておいてください。
→ 管理の基本 ● 水やり、追肥のポイント ● 植替えの方法
最近では、コニファーを使ったは寄せ植えは当たり前となっていますが、本来大きくなる樹木でもあるコニファーは寄せ植え (コンテナガーデン) に向くでしょうか?
寄せ植えに向く、向かないと言うより、とりあえず、利用する事はできます。 幼木である一時期の可愛らしいコニファーは、寄せ植えに使いたくなる素材で、取り入れたくなりますが、やがては大きくなります。
大きくなったコニファーをもてあまして、使い捨てにしてしまうようなら、コニファーは寄せ植えに向かないと言えますが、大きさに合わせて上手く利用したり、大きさを抑制できる技術を持って、長く付き合えるなら、コニファーは寄せ植えに向くと言えます。 要するに、コニファーが寄せ植えに向くか、向かないかは、利用者の責任によると言えるでしょう。
コニファーの中には大きくならない種類 (ドワーフ種) も多くあり、寄せ植えには、これらの種類を利用するのがよいでしょう。 また、コニファーの成長に合わせて、大きな寄せ植えを作って行くのも好いかもしれません。
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