| Written in Japanese. | ホーム > 色々な利用法 > クリスマスツリー > どのコニファーがいい? | コニファー(針葉樹)のサイト |
前のページで紹介したようにクリスマスツリーと言えば モミ類 (樅 Fir) のほかに、 ヨーロッパトウヒ (ドイツトウヒ) が代表的な樹種になり、マツ類 (松 Pine) ではイタリアカサマツ (Pinus pinea) の幼木が利用されることも多く、トウヒ類 (唐桧 Spruce) のほか、一科一属一種とされ国内固有のコウヤマキ (Sciadopitys verticillata) も端正な円錐形の樹形になるため利用されます。
その他、ヒノキ科やイチイ科などのコニファーも、円錐形が美しい樹種では店頭で見かけることも多く、選ぶのに困るほど種類の豊富さもあって入手しやすいので、よく利用されるなど、コニファー全般が利用され、 常緑樹であればクリスマスツリーとしての基本的意味合いを満たせるので、ほとんどが常緑性であるコニファーは、どれを選んでもいいと言うことになります。
以上、終り・・・と、言ってしまったらコニファー専門のサイトとして意味が薄れてしまうので、余計な説明が続きます。
クリスマスツリーの基本を成す樹形の三角形には三位一体などの意味を持っているようで、 欧米でクリスマスツリーに利用される主なコニファーは、端正な円錐形で力強さのある濃緑色のものが多いようで、モミを代表とするコニファーが用いられるのは教会の尖塔によく似ているからと言う説もありますが、現代の宗教的意味合いは飾り付けの方に強く出ているようです。
選択される樹木は、枝が多く、それぞれ意味をもつオーナメントの重さに負けない、枝がしっかりしたもので、自生する針葉樹のように力強い生命感があるものを利用する傾向のようで、 以上の条件に合うものとして、欧米では端正な円錐形になるマツ科のコニファー幼木 (幼木と言っても人の背丈前後あるのが一般的) が選ばれることが多いようです。
ただし、重要な点として、欧米でこれらのコニファーは、根付きのものではなく、鉢に刺したり、専用台に固定して利用され、 シーズンが終われば、日本の正月飾りのように廃棄され、毎年新しいものを利用するのがほとんどですが、待降節 (アドベント) から降誕節までの1ヶ月以上 (11月の終わりから1月の上旬(6日)当たりまで) 、またカトリックの家庭では降誕節の直前23日ごろから十二夜の2週間ほどかそれ以上は飾られ、国内で見られるように25日を過ぎた途端、新年に備えてあわてて片付けけられることもないようです。
飾り付けについて、ヨーロッパではドイツ中心に樹の美しさを活かし落ち着いた雰囲気なのに対して、アメリカ風のイルミネーションを中心とした派手でにぎやかな飾り方があります が、このサイトでお勧めするのは当然・・・。
ヨーロッパで現在、クリスマスツリーに利用されるコニファーは、北欧の他か、主に経済の発展が遅れ、賃金が安い東欧で、10年前後かけて生産された物が中心に供給され、各国の重要な収入源にもなっています。
日本でのクリスマスツリーは、緑や白のバラエティーあるイミテーションの木が中心で、毎年再利用されることが多く、その点では環境にやさしいクリスマスと言えるでしょう。 また、生の木は香りがするのも魅力で、最近では、11月ころから、増殖が容易なヒノキ科を中心として、この時期を目指して急速に生産された、鉢植えの幼木のコニファーなどが、ポインセチアなどと一緒に色々な店先で大量に出回るようになっていますが、管理が難しい点があることに注意してください。
→ 管理の基本 ● 価格の安いコニファーの理由
最近のコニファーを利用したクリスマスツリーでは、庭のシンボルツリーや鉢植えの観葉植物としても利用でき、数年と長く利用し続けようとする傾向で、 定番の モミ や ヨーロッパトウヒ (ドイツトウヒ) の他に、庭植えとしてコロラドトウヒの ホプシー など、室内では ゴールドクレスト や シルバースター などが主になっていて、葉色にバラエティーのある選択がされ、冬を彩る木々として利用されています。
最近の世界的エコロジー志向の傾向を考えると、日本でのコニファーのクリスマスツリーとしての利用法が、世界中に日本庭園や盆栽がコニファーの利用方法として広まっているように、 やがて広がるように思えます。
「クリスマスツリーにはどのコニファーがいい?」ではなくて、 皆様が選んだコニファーが将来、世界の標準的クリスマスツリーになる可能性をもっていると言えるでしょう。
で、結局、どれを選んでもいいと言うけど、「どれがオススメなの?」と思われる方も多いでしょうが、 どの地域か?庭植えなのか鉢植えなのか?どこに植える (置く) のか?大きさは?色は?などなど色々と条件がありすぎて結論は出ません。
選ぶヒントとして、例えて上げれば、コロラドビャクシンだときれいな青色を見せながらスペースをとらない狭円錐形になり、比較的強権で流通量や価格を見ても入手が容易な部類ですが、重いオーナメントを飾るには枝葉が柔らかすぎる欠点もあり、樹種による特徴があるので、基本的には利用する条件と環境に適した育てやすいコニファーを選択するのがよいでしょう。
また、入手できるとは限りませんが、このサイトのデータベースを利用して その他分類別 にある 育てやすいコニファー を基本としながら、 耐陰性や耐暑性、耐寒性などを考慮し、それぞれの利用環境にあわせて、好みの色形のコニファーを選んでみるのがよいでしょう。 データベースの コニファーのデータ検索 を使うと一度に調べることができます。
そして、希望のコニファーが手に入って長くお付き合いできたらいいですね・・・。
[英語] Christmas Trees & More
[英語] Christmas Tree Farmers of Ontario
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