コニファー Conifer 球果植物
コニファーの小さな森ポンニタイ www.ponnitai.com
ホーム ナビゲート 色々な利用法 データベース ガーデン素材 リンク
Written in Japanese.   ホーム >  色々な利用法 >  管理の基本 >  越冬と冬囲い   コニファー(針葉樹)のサイト

コニファー管理の基本


<<  9 / 14  >>

 

▼ コメント

越冬と冬囲い

コニファーを育てる上で冬越しできるかは気になるものです。 しかし、コニファーの一部を除いて寒さには強いものが多く、積雪地域や寒冷地域を除いて、それほど気にする必要はありませんが、 植栽するコニファーが寒さに強いものかは予め調べておきましょう。

→ データベース ■ コニファーの名前別  ■ コニファーの耐寒性耐暑性別分類表

冬囲いの必要ない温暖地域でも、マンションの高層階などの冷たい風が当たるところでベランダガーデニングをしている方は、 鉢が冷やされることに注意して、鉢カバーや箱に入れるなど鉢に冷たい風が当たらない対策をしてください。 風を避けることで水持ちが良くなるので、水やりは控え目にしますが、鉢がカラカラに乾いてしまうことの無いように注意してください。

雪のバルコニー

寒冷地域の方は当然、鉢を寒さから守るのに細心の注意が必要なので、 寄せ植えやベランダ菜園なので使った二回り以上大きな針に、鉢ごと埋めてしまうとか、木製や発泡スチロールなどの箱に入れて隙間に新聞紙を入れるなどの防寒対策が必要です。 積雪地域なら、地面や雪に鉢ごと埋めてしまうのが、一番の効果的防寒になります。

冬には鉢植えのコニファーを室内に取り込もうと思っている方も、外で越冬できるコニファーは、できるだけ外で越冬させてください。 室内に取り込むとコニファーが間延びして樹形を乱すこともあり、最悪の場合は室内の暑さと乾燥で枯死させてしまう場合も多く、外で越冬するより危険度が高くなり、 外で越冬した株は締りのある緻密な樹形になります。

雪のバルコニー

どうしても室内で越冬させなければならない場合は、落葉樹の葉が散り始める頃から、夜間だけ取り込むことから始めて、寒さ対策と共に室内の環境に馴らします。 突然室内に取り込むと、急激な環境の変化で枯死する原因になります。 置く場所は出来るだけ日当たりの良い涼しい所に置き、出来れば、日に1時間でも扇風機で風を当てあげられると好い生育を得られます。

人間にとって寒い環境がコニファーにとっては過し易い環境です。 しかし、寒冷地に多く設置されている玄関前のガラスに囲まれた風除室に置かないでください。 ここは、日の入る昼間に室温が20℃以上になったり、夜間は外気温近くまで下がり、真冬には一日に30℃以上の寒暖差になることも多く、植物にとって苛酷な環境です。


雪解け時に雪が下がってくると紐も引っ張られて木を傷める
雪の多い地域で雪が下がってくると
紐が引っ張られて木を傷める

積雪地域や寒冷地域では冬囲いが必要になる場合が多いです。 積雪地域ではコニファーを雪による枝折れや枝割れなどの障害から守るため、寒冷地域では冬の厳しい寒さから守るために冬囲いを行います。

人の背丈を大きく越え (約2〜3m以上) 数年経ったコニファーは、すでにその環境に適応してると考えられ、冬囲いは必要ないと思われ、素人では作業が難しくなります。 一般に冬囲いの対象とするコニファーは、幼木でまだ環境に適応しきれていないものや、枝割れのなど障害を受け易い種類、高さが積雪深度の2〜3倍までのコニファーです。

囲う時期はできるだけ寒くなってコニファーの活動が鈍ってからの方がコニファーを傷めることも少なく、耐寒性もついてきます。 しかし、あまり遅く待ち過ぎると、早く雪が積もってしまったり、凍結して土壌が硬くなり支柱が挿せなくなることもあるので、支柱を使用する場合は早めに立てておくと安全です。

紐は分けて結ぶ 結ぶとかなり細くなる
紐は分けて結ぶ
結ぶとかなり細くなる

冬囲いの方法は色々あり、基本的な紐の結び方だけでも数種類あるなかで、冬囲いとして簡単な方法は、一本の紐でぐるぐると巻きつける「一しおり」と言う方法で、効果も高いのですが、 積雪の多い地域では、雪が下がる時に、紐が雪に引っ張られてコニファーを逆に傷めることになるので、芯がしっかりしているコニファーだけ、一回りづつ数箇所に分けて紐で縛り、芯が軟らかい場合は支柱で補助します。

枝の軟らかいコニファーはかなり細くなるまで、確実に縛らないと、雪に引っ張られて紐が動き、枝が痛む原因になりますので、側枝の硬いコニファーには向きません。 この場合は支柱を利用します。 寒さの厳しい地域では寒さに対して、紐で縛るだけでは不十分になることがあるので、芯の硬いコニファーはムシロなどで巻いたりします。

雪囲いの支柱を立てる
支柱は3本、または
5本以上が好い
 
結ぶときは割りを入れるとしっかりする
支柱結ぶときは割りを入れると
しっかりする

失敗の少ない安心な方法は、支柱を立てて雪囲いを行います。 支柱を一本だけで固定すると、雪が下がったときに紐が下に引っ張られ、いくら固く縛っても紐が下に滑り、結局、雪で潰れてコニファーの枝が折れ曲がって痛むので、 雪の少ない地域以外は避けたほうが安全なので、支柱は一株に3本か5本以上を使用しましょう。 2本や4本だと、雪や風で傾いたり倒れたりすることが多く起こります。

型崩れが心配なコニファーは先に紐で束ねて、支柱の中で補強しておくと安心です。 束ねた支柱を結ぶときは、紐を支柱に回すだけでなく立てに紐を回す (割りを入れる) と、確りと固定され、これをやらないと紐が支柱から滑って外れることがあります。

雪が多い地域や、除雪した雪が溜まったりする場所にあるコニファーには、支柱を多めに立てて、支柱の周りに紐を多く回すことで、雪の害を防ぐことが出来ますが、 紐を回したり、外すときに大変手間が掛かるので、支柱の周りをネットなどで囲むのも良いでしょう。

寒さの厳しい地域では、寒風を防ぐためにムシロやコモ、不織布で支柱の周りを囲み防寒します。 この時、囲む素材は、雪が積もる部分は蒸れてしまうので、下の方は掛けないようにします。 また、あまり早く掛けたり、外すのが遅くなると、蒸れてしまいコニファーを傷めてしまうので注意しましょう。

囲む素材としては、ムシロが断熱性と通気性の面で優れているようですが、年々入手が難しくなっています。 初めて冬を迎えるコニファーは環境にまだ慣ず痛みやすいので、丁寧な冬囲いをしましょう。 生垣や目隠しで道路沿いに植栽している場合で、除排雪の雪が溜まる場所などでは複数の脚立を支柱代わりに利用した、簡単で頑丈な囲いを作る方法もあります。

冬囲いの上からイルミネーションで飾る

冬季に冬囲いで見ることができなくなるコニファーでも、冬囲いそのものをデザインとしたり、イルミネーションなどを飾って庭が寂しくならないように、冬囲いもガーデニングとして楽しむ冬の過ごし方もあります。


寒暖の差が大きい日本の気候

四季がはっきりした気候とも表現されますが、四季にメリハリがあるというのは、一年を通した気温の寒暖差が大きい為で、南北に長い国土に因る気温差もあり、コニファーの種類によっては、温度適応範囲を超えてしまう地域も多くあります。

関東以西では越冬するのに問題が無くても、夏の暑さに弱い樹種や、北海道で夏の暑さや病害を気にする必要はなくても、冬を越すのに問題がある樹種などがあり、 元々寒暖変化の大きな気象条件の上に、地域により夏や冬の厳しさが違うので植栽できる樹種が限定されます。

更に高層住宅でも、特に冬の環境は、高さの2・30倍に相当する標高や、高さの10万倍ほど北に相当する寒さの厳しさがあるので、夏冬の環境変化が大きくなり、十分な越冬準備お怠れません。

コニファーにとっては中間の東北地域がちょうどいい気候だとも言えますが、暑さ寒さ共に厳しすぎる場合も多くあります。

<<  9 / 14  >>

コメント コメント このページに関連するお話、口コミ情報などを気軽に書き込みください。
管理人はここへの書き込みを極力控えてます。変更依頼、管理人へのご質問に関しては メールフォーム からお願いします
お手数ですが名前欄にも全角文字を含めてください (スパム対策)。

ここにコメントの投稿内容が表示されます。まだ投稿はありません、お気軽にどうぞ。

お名前:任意  URL:任意 (自動リンク)
コメント( 全角 256 文字以内 ※全角文字を含めてください Please write with Japanese. )

  ● 記入後にプレビューで確認してから投稿します。 [ ヘルプ ]
※ 誠に勝手ではありますが管理人により、迷惑行為や第三者への誹謗中傷などが含まれると判断された場合は削除され、リンク切れなどは修正されることがあるので、ご了承願います。

コニファーなんでもBBS  ≫ 画像アップローダー  ≫ 画像投稿フォーム

- ガイド (このサイトについて) / ご意見お問い合わせ -
コニファー (conifer, 植物-樹木, 針葉樹, 球果植物, conifers) の園芸 (ガーデニング) 情報サイト
コニファーの小さな森ポンニタイ