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コニファー管理の基本


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植替えの方法

ニオイヒバ
オススメは出来ないが
ニオイヒバは移植が可能

コニファーは地上部の生育に比べて根の生育が遅いものが多いです。 露地では植え替えをしません、と言うよりもできないと考えたほうがよく、十分に植栽場所を考えてから定植しますが、ニオイヒバは細根が多く浅根性なので、比較的、植え替えが可能となる樹種ではあります。

露地栽培のコニファーを、どうしても植え替えをしたい場合、大きくなったものは、断られるかもしれませんがプロに頼んでください。 枯れる可能性が高いのを覚悟の上で、自分で植え替える場合、時期はコニファーの活動が鈍っている晩秋の落葉樹の葉が散り始める頃から行った方がよいです。

方法は、根回しなどの作業は無駄になることも多く必要になる大きさに成長してると作業機も必要とされ個人では難しいので省略し、根を傷めないようにできるだけ根鉢を大きくとり (信じられないほどの大変な重さになります) 、根鉢を崩さず速やかに静かに移動します。 ポイントは幹を持たずに根鉢を持ち、振動などで糸のような細根を傷めないことで、移動中に土の中から微かに聞こえる「プツ」などの音は、苦労を無駄にする危険な音です。 後は、植え付けに準じて移動場所に植栽してください。

置き場所の考察

根詰まりを起こしたコニファー
根詰まりを起こしたコニファー


植え替えたコニファー

鉢物の場合は2年に1回程度で、植え替えをしますが、生育が旺盛な品種は毎年、生育の遅い品種は3〜5年に1回など、コニファーの生育と状態に合わせて植え替えを行います

コニファーは植付け1年目には新根があまり伸びず、2年目に充実するものが多いので、頻繁に植え替えるとコニファーを次第に弱らせてしまいます。 また、植え替えを長い間しないと根詰まりを起こし、空気や水の浸透が悪くなり、栄養素を吸収できなくなるなど、活動が鈍ります。

植え替えの時期はポット苗の植付けと同様に、いつでもできますが、盛夏季の暑い時期はできるだけ避け、活動が活発になる前の初春に行うのが一番失敗する心配が無い植え替え時期です。

この時、同時に整姿・剪定を行うとコニファーを弱らせてしまうように思われ易いですが、葉が少なくなるため、水分の蒸散が抑えられ、 植え替えで損傷して水分の吸収力が落ちた根とのバランスが取れるので、強くやり過ぎない限り問題がなく、安全に植え替えを行う有効な手段にもなります。

剪定、消毒の方法

大きくしたくない場合
大きくしたくない場合

植え替える鉢の大きさの目安と用土、方法は 植付けの時 と同じです。 ただし、あまり大きくしたくない場合は、以前と同じ大きさか一回り大きい素焼き鉢に、 水はけや通気をよくするためのゴロ土を敷き、根鉢を表面だけか1/4〜1/3ほどの少しだけ、できるだけ根を傷めないようにほぐして植付けます。

生育を抑えるように植付けたコニファーは鉢が小さめとなり、鉢のなかで根が密になり、土が乾き易くなるので、水やりの管理には十分注意します。

植え付けのポイント  水やり、追肥のポイント


植え替え時の根の傷みと水管理

植え替えや植え付けの時には、どうしても根が傷んでしまいます。大切にしたい人ほど、根が傷んでいるからと思って水を一生懸命与えるのですが、逆効果になることの方が多いです。

根が傷んでいるから、沢山水を与えたいのが、当たり前の心理ですが、コニファーにしてみれば、水を吸いたくても、水を吸い上げる根が傷んでるので、水を吸い上げられないのです。 この場合は、水を多く与えるのではなく、コニファーが持っている水分をできるだけ逃がさないようにしてあげます。

水を吸い上げる細根は細くて切れ易いので、植えられたコニファーは必ず根が傷んでいる前提で、 植え替えや植え付け後は、半日陰の風当たりの弱い場所で管理したり、葉水を与えて、水分の蒸散を抑えます。 盛夏期はコニファーの嫌う高温多湿の環境を作ってしまい、病害の発生する危険が高くなるので植え替えや植え付けに適しません。

また、鉢土も、表面が乾いてから水を与え、根が水分を求めて伸びる環境を作ってあげます。 過湿にすると、根が伸びません。 コニファーの根量は少なく根の動きは緩慢ですが、それ故に、狭い場所の植栽や鉢植えが可能となります。

コニファーを大きくしない技術の宝庫

盆栽はコニファー管理技術の宝庫です。 特に大きさを管理する場合には貴重な技術が多くあります。 ほとんどの技術が役に立つのですが、特に松柏・真柏類(マツ科、ヒノキ科のコニファー)で調べてみるとよいでしょう。 ハマルとそこなし沼のように深いです。

身近なので気がつきませんが、灯台下暗しで、最近の海外のコニファーの本やサイトにも、日本庭園や盆栽(Bonsai)は羨望の的となって登場しています。

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